D・カーネギーの「人を動かす」言葉の本を読んだ感想と活かし方は?

記事の作者

名前:たねもん 

現在:サイトアフィリエイト、記事外注化

旧職種:電気系会社に勤める元会社員

会社員時代に、期待をかけられいたが、何もできない自分に苛立ち、上司にも「こんなこともできないのか!」と言われ、楽しくない仕事が続きました。ついには、精神的に追い込まれ、病気休暇取得後、退職を決意。何もできない自分だったが、友人にネットビジネスを勧められ、「これなら、自分の理想の働き方かも」と思い、その夢に向かって現在勉強中。サイト運営では外注化のノウハウを学び、1ヶ月で20人を雇うことに成功。今まで雇われていたクソみたいな自分でも、「やればできるんだ」と自信もついて、今では全く記事を書かずに毎日記事を投稿しています。

僕は文字を読むのがすごく苦手でした。そんな時に出会ったのが耳で聞く読書のアプリです。月780円で、電車の中や移動中、どこでも聞けます。しかも、声優さんの声も素敵です!僕はこのアプリで、読書の抵抗がなくなり、読書のハードルがかなり下がりました。今なら1カ月無料なので、試してみてください。一つのアプリであなたの人世界が変わりますよ。

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皆さんは、人に依頼をするときはどのような行動をしますか?

「申し訳ないんだけど、お願いできるかな?」

という位に、多くの方は、ストレートに伝えたり、「こう言ったら伝わるかな」とその場その場で判断していると思います。

でも、人に物事を頼んで人を動かしたいときは、依頼するまでの過程で信頼関係を築いたり、相手を立てることがとても大切になります。

今回は、人を動かすための本読んだので、その感想と外注化への活かし方についてお伝えします。

この本に出会ったきっかけは?

ブログ運営のために外注さんを雇っていると、チャットワークを使って連絡することが多いです。

その中で文章でしかやりとりができないので、

「不快な思いをしないように接することがとても重要かな」と感じていました。

そのほうが、気持ちよく仕事ができますし、環境もよくなります。

でも僕は今まで、リーダーとしてあまり目立ったことをするのは好きではありませんでした。

たねもん

リーダーとして引っ張った経験は、中学校の時ですね。

卓球をしていたので部長をやっていました。

その時は、顧問の先生から、

「みんなを引っ張ってくれないか。」

と依頼があったので受けることにしました。

でも自分から引っ張っていこうと言う意識はあまりなかったので、これまでずっと、

「リーダーとしては向いてないだろうなぁ」と思って、人を動かすと言うやり方については学んでいませんでした。

でもみんなにお願いする立場として、お互いが気持ちよく仕事をできるようにするためには、

「コミニケーションが大切だ」と思い、いろいろなサイトを見ていると「人を動かす」という本があることを知りました。

本の内容は?


1分で人生が変わる! D・カーネギーの「人を動かす」言葉

この本は「人を動かす」に書いてある内容をピックアップして、わかりやすくまとめた本です。

とにかく、まとまった読書をする時間が取れないので、

「D・カーネギーさんの人を動かすための言葉を短時間で知りたい」

という方にはおススメです。

端的に人を動かすためのエピソードが書かれているのですが、1つの言葉に対して1ページで説明されているので、かなり抽象的な表現にはなっていると思います。

人を動かすための言葉が約80個詰まっているので、目次を見て、自分が気になる言葉だけピックアップしてみることも簡単です。

「その言葉はどんな意味があるのだろう?」と思ったら、その詳細ページから具体的なエピソードを見て、その言葉の威力を感じることができます。

構成は大きく分けて2つに分かれていました。

ラベル名
  1. 人を動かすための心構えについて
  2. 実際に使うためのテクニック

メインは1番目の心構えについてです。

とにかくたくさんの言葉について書かれているので、深堀はされてないですが、すぐにでも使えそうなものもあるので、今からでも実践できますよ。

じっくりと読みたい方は、下記の「人を動かす」を読んでみることをオススメします。


人を動かす 文庫版

読んだ感想は?

僕にとってすごく良かったと思える言葉は、

  • 相手を非難するよりも、理解するように努める
  • 相手に直させるよりも、自分自身が直した方が早いし得をする

という言葉です。

僕は今まで、物事を人に教えるのがすごく苦手でした。

というのも、学校で分からないことがあって質問された時に、

「ここはこうだからこうだよ。」

と教えても、相手は

「よくわからない。どういうこと?」

と聞かれることが多かったんです。

他の言い方でもう一度説明しますが、それでも伝わらなかったので、すごくイライラしていました。

「なんでこんなこともわからないんだ!」

と、すぐに相手を非難してしまう思考を持っていました。

たねもん

「人に教えること」は、今後の人生でも絶対にやりたくない!

と思っていましたし、些細なことでイライラする自分がすごく嫌いでした。

でもこの本に出会って、僕の人に教えることの考え方が変わりました。

今までは、人に教育をすること、教えてあげることは、自分にとってメリットは全く無く、ボランティアとして相手に教えてあげてる。

と思い込んでいました。

ですが、人に教えることは、自分の考えを相手に伝えて理解してもらうことが目的なので、

僕自身の知識の定着度」試されますし、人に教えることはアウトプットなので、自分も賢くなります。

たねもん

このような考え方は自分にとって、想像もできませんでした。

「こんな考え方があるんだ」と、自分の知識が無いことを痛感しました。

今までは一つの主観的な視点でしか物事を見れませんでしたが、物事を客観的に他の視点から見ることの大切さを学びました。

物事を客観的に見ると、

「自分がイライラしていたことは、こんなしょうもないことでだったのか。」

と考えることができました。

怒りは、何も状態が変わらないですし、生産性もありません。

たった一瞬その時の感情に振り回されて、自分のパフォーマンスが下がってしまったり、相手も不快な思いを与えてしまうので、いいことなんてひとつもありません。

それよりも、

「なぜ相手に伝わらなかったのか?」

「どうやったら伝わるのか?」

という解決策を考えた方が、とても効率的ですし、生産性もありますよね。

たねもん

このような考え方を、この本で身につけることができましたよ。

外注化にどうやって活かしたのか

僕は、「相手に期待をかけて行動してもらう」という考えを使いました。

たねもん

ではここで、問題です。

次の中で、どんな外注さんに上のテクニックを使ったと思いますか?

  1. 業務の規約を守らない人
  2. 全然マニュアルを見てない人
  3. 納期が遅れている人
たねもん

一度考えてみてください。

答えは、①の業務規約を守っていない人です。

たねもん

正解しましたか?

僕のお仕事では、必ず守ってほしいルールがありました。

それは、他人の記事をコピーしないことです。

「これは犯罪なのでやめてください。」とお伝えしていました。

でも僕の外注さんで、 このルールを無視して、納品してくる人がいたんです。

それも1記事目でしたので、本来だったら、即契約解除をする約束でした。

でも僕は悩みました。

なぜ悩んだのかと言うと、その人は60代の女性だったのですが、

新しい技術を求めて、僕の近くに応募してきてくれたんです。

たねもん

応募してくれた時はすごく驚きました!

普通なら60過ぎると、なかなか、しいことを学びたい!」

という気持ちは出てこないと思います。

ですが、その女性は、積極的に記事を書いてくれて、分からないことを質問してくれました。

「僕はこの人はやる気あるな」

と期待していましたが、まさかの納品されたものに、他人の記事をコピペしたものがありました。

たねもん

凄くショックだったのですが、冷静になって「相手に期待をかける」ということを実践しました。

相手に期待をかけるとは

人は誰でもミスをしてしまうことがあります。

でも、多くの人はそのミスに対して、その人を非難して、

「次は絶対にやめてください!」

という形で説教をしてしまいますよね。

でもミスをしてしまった本人は、一度言われたら

「やってはいけないことをしてしまったんだ。」

とほとんど反省してくれます。

この事について具体的に本で紹介されていました。

盗みを働いていたパートさん

あるお店の出来事だったのですが、パートさんがお店の在庫をちょくちょく盗んでいたそうです。

普通ならパートさんを呼び出して、怒鳴りつけると思います。

もしくはクビにしますよね。

でもこの事を耳にした店長は、パートさんを呼び出して

「あなたに、倉庫の管理の責任者になってもらいます。あなたにはとても期待していますよ。」

と言い、そのパートさんは、全く盗みをしなくなったそうです。

このように、その人に期待をして責任を与えることで、その人は勝手に

「期待に応えよう!」

と改心してくれます。

たねもん

僕は外注さんに実践しました!

そうすると、2記事目以降、 3日に一回くらいのペースで納品してくれて、全くコピペがなくなりました。

それどころか、かなりライティングスキルが上達され、今ではステップアップをして、いろんな人の添削をしてもらっています。

人がやってしまった間違いを怒ることはとても簡単です。

でも怒っても、状況は良くなりませんし、それどころか悪化します。

なので別の方法で、相手の行動を変えてあげる必要がありますよ。


1分で人生が変わる! D・カーネギーの「人を動かす」言葉

まとめ

本の内容は

  • 人を動かすための心構えがたくさん書いてある
  • すぐに実践できるものがある

外注さんに活かしたことは

  • 期待をかけて、成長してもらうこと

僕は今回、 人を動かすための手法の一つである「期待をかける」ということを実践しましたが、他にもいくつも人を動かすための方法があります。

今すぐにでも実践できるようなことがたくさん書いてあります。

皆さんもこの本を読んで、指導する時の参考にしてくださいね。

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tanemon

tanemon

20代で会社員をしてました。仕事で精神的に病み、うつ病の一歩手前の適応障害と診断され、退職し新たな一歩を踏み出しました。 このサイトでは同じような病気の悩みを抱える方や仕事を辞めたい方にとって少しでも役立つような情報を発信していきます。